こんにちは、ゆかり(@isonoyukari55)です。
Eテレ『おかあさんといっしょ』で4月、目が離せないクリップが放送されました。
そのクリップとは『トトトのうた』。
「トトトのうた」自体は昔からある有名な曲ですが、注目すべきはそのメイク!
メイクと言うか、もうそれは変装といっても過言ではないです。
では「トトトのうた」を詳しく見ていきましょう。
「トトトのうた」ってどんなクリップ?
「トトトのうた」のクリップは、画面中央に葉加瀬太郎さん風の指揮者、画面右側に合唱団の男性4人、左側に女性4人が並んでいて、「トトトのうた」を歌います。
この合唱団の男性は4人ともゆういちろうお兄さんで、女性は4人ともあつこお姉さんなんですが、
それぞれの個性がとても強いんです!!
お兄さんんとお姉さんの顔と頭以外の部分は全部イラストなので(イラストの人形劇)、余計にその顔が目立ちます。
さらにその個性の強い人たちは、曲に合わせてそれぞれに表情がくるくる変わるので、おもしろくて目が離せません!
それでは、それぞれ一人ひとりに焦点を当て見ていきますよ。
男性①:おぼっちゃま
おぼっちゃま、というより、”ひょっこりはん”ですかね(笑)
目をぱちくりとさせて、常に緊張したような、おどおどとした表情をしていて、ときには怯えた感じです。
特にとなりのサーファー系イケメンが気になるのか、怖いのか、時々ちらっと見て気にしています。
「なぜこんな大人のメンバーの中に僕だけが…。」
と思っているのかもしれません。
どう見ても5歳~8歳くらいの男の子ですもんね。
5歳の男の子といえば「ゆうゼル」!
無邪気な弟「ゆうゼル」としっかりものの姉「あつーデル」という”ゆうあつ姉弟”が実現した2017年ミニミュージカルのレビュー記事はこちら↓↓↓
男性②:サーファー系イケメン
サーファー、またSNSではホストという声もありました(笑)
前奏のとき、伏し目がちに左(おぼっちゃま)をチラっと見て嫌な顔、右(もみあげ)をチラッと見て嫌な顔。
「はぁ…。」とため息が聞こえそうな表情をします。
間奏のときも左(おぼっちゃま)を見ますが、眉根を寄せて嫌な顔をします。
右(もみあげ)を見ても同様。
このチャラ男さんは、ほんとにどちらの男性もお気に召さないようです(笑)
でも歌が始まると、爽やかなイケメンフェイスにさっと戻ります。
この切り替え、さすがです(笑)
そしてにこやかに眉を上下に動かしながら歌い、曲が終了するとウィンクで決めます。
ですがこのウィンク、何だか表情がぎこちないんですよね…。
もしかしたらゆういちろうお兄さん、ウィンクができない人なのかも?という疑惑が、私の中で浮上しました(笑)
男性③:海外映画のもみあげ系悪人
”オールバックにもみあげ”という何ともワイルドなスタイルです。
海外マフィアかウェスタン映画に出てきて、銀色に輝く細身の拳銃を不意に取り出しニヤリと笑って発砲する、という無慈悲な男性に見えます。
そしてその太い眉の下には、ギロッとした鋭い目が光ります。
この男性は終始目がギョロギョロしていて、顔の造作も大きいです。
1曲目と2曲目の間奏中はカメラ目線で、睨(にら)むような顔つきで、口も左右に歪めています。
そう!ゆういちろうお兄さんって、口を歪める変顔もできるようになったんです!
ぽっかーんの口((゚Д゚;)←これ)は前から得意でしたが、また1つ変顔のバリエーションが増えましたね。
ゆういちろうお兄さんが「白目を剥(む)いて口角を下げる」変顔をした記事はこちら↓↓↓
男性④:白髪の執事
「このお屋敷に仕えて30年、お嬢様がご誕生されたとき、旦那様はたいそうお喜びになられて…」と語り出しそうな白髪の男性。
密かにミミィお嬢さまにお仕えしている”爺や”ではないかと思っています。
”爺や”というのもこの男性、目の下にうっすら”シミ”(老人斑?)まであります。
ほんと芸が細かい(笑)
この男性、曲の1番を歌っているときは目をしょぼしょぼさせていましたが、1曲目と2曲目の間奏のときは、くしゃみがでそうになります。
「へっへっ…」男性は白目を剥(む)いています。
「へーっくしょい!」となるのかと思いきや、途中でくしゃみがおさまったのか、むずむずした顔をした後、元の表情に戻ります。
こういうことって、ありますよね(笑)
ほんと、合唱団の一人ひとりにストーリーがありますね。
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女性①:三つ編みの女の子
三つ編みがかわいい女の子。
4人の女性の中では、”素のあつこお姉さん”に一番近い女性です。
指揮者の方を見て、時に楽譜の方に目を向け、正面を向いて大きな口で歌います。
とっても真面目ですね。
歌いながら笑顔もたくさん出ます。
時々隣の美しい女性を、目だけでキョロっと見るのもご愛敬(あいきょう)。
最後まで見ていて気持ちのいい女の子です。
女性②:ちょっと色っぽいお姫様
一応”お姫様”としましたが、なぜか妙に色っぽくみえます。
中世の時代、場末の飲み屋にいる踊り子か娼婦のようにも見えます。
ニッコリとした美人なのですが、常にカメラ目線で、
「はーい♡」
「うふっ♡」
「ニコッ♡」
まるでモデルのように、自分をかわいく見せるように表情をクルクルと変えます。
2番の「困る困る困る…♪」のときは眉根を寄せた困ったような顔。
これもセクシーでいいですね~。
女性③:ロッテンマイヤー風のお局様
いかにもネチネチ口うるさそうな、ロッテンマイヤー(『アルプスの少女ハイジ』に登場する、クララの教育係。嫌なヤツ)風の妙齢女性。
個人的には、お兄さんお姉さん8人の中で、一番この女性に目が釘付けになります。
その理由は、この女性の口元。
鼻から口にかけて、ほうれい線があります。
あつこお姉さん、描いてる?!
過去よしお兄さんやりさお姉さんもシワを描いていた気がしますが、私の中であつこお姉さんは、
お嬢様なんです。
いくら食いしん坊キャラにシフトしていても、純真でがんばり屋のお嬢様なんです!
なのに、とうとうここまで(ノД`)・゜・。
「成長を喜ぶ嬉しい気持ち」と「何かを失った哀しい気持ち」が混ざりあった、何ともいえない複雑な気持ちになりました。
ミミィちゃんの爺やもきっとこんな気持ちでミミィちゃんを見守っているのかしら…。
女性④:ただただ怖い女性
もう何て表現していいのかわからない、とにかく怖そうな女性です。
目の上には派手な紫色のアイシャドウを塗っています。
何でそんなに機嫌が悪いのか?何が気に入らないのか?という表情です。
怒りの表情でないときも常に口が尖っていて、今にも不満があふれ出そうです。
2番の「困る困る困る…♪」のときは困っている表情ではなく、困ることに対する怒りの形相です。
最後までニコリともしない女性に幸あれ!(祈)
8人以外に注目したいところは?
このようにとっても個性的な8人を目の当たりにすると、ついつい意識がそちらの方ばかりにいってしまいますが、歌にも是非注目してみてください。
コーラスがとてもきれいなんです!
純粋に曲だけを楽しむのもいいですね。
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だいたくコンビも同じことをしていた!
実はこの「トトトのうた」の8人変装クリップ、だいたくコンビでもほぼ同じことをしています。
まずクリップの”ゆうあつの顔・髪型”以外はほぼ全部同じです(服は若干違う)
まさに顔はめ看板クリップ!
次にあつこお姉さん扮するお局様(この記事でいう女性③)のキャラが全く同じ(おだんごヘアに赤メガネ)で、三つ編みの女の子も同じです。
男性は全く同じキャラはいないものの、”もみあげ”、”白髪”、”立派なひげ”というキーワードは同じでした。
でもだいたくのトトトは、そこまで気になりませんでした。
その違いは一体なに?
「ゆうあつ」と「だいたく」の画像を比べてわかりました。
一人ひとりのキャラの濃さです。
4人それぞれが他の3人に少しでも被らないよう、徹底的に個性あふれるキャラに仕立てられているのです。
顔と髪型だけでの勝負なので、メークで細かいところまでこだわっています。
シミ(老人斑)、おでこのしわ、ほうれい線、ほくろ、眉の色・太さ・形、etc…。
それも強調するために描いたものではなく、あくまでも自然なメークなんです。
まさに変装。
これだけ見た目にこだわり、さらにそれぞれの性格や背景を感じさせる表情をして差別化をする。
『トトトのうた』は、ただおもしろいだけのクリップではなく、
お兄さんお姉さんと制作スタッフのプロ意識の高さを感じさせるクリップだったのです。
こちらもお兄さんお姉さん一人ひとりを目で追いたい!『おまめ戦隊ビビンビ~ン』の記事はこちら↓↓↓
脳内リピートNo.1!ダンスにも注目!2018春コン、シルエット博士の曲『おいかけて、かげ』の記事はこちら↓↓↓
最後に
お兄さんお姉さんが素敵すぎて、一人ひとりを目で追うあまり全体が見られない、というクリップは多数あります。
この『トトトのうた』は、まさにその典型ではないかと思います(”素敵すぎて”ではないかもしれませんが)
おかあさんといっしょでこの曲が流れたら、細かいところまでチェックしてみてくださいね!
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